【子育てワンポイントコーチング】子どもが「疲れた~」と言ったときの対処法

キッズコーチング認定講師がお伝えする、今すぐ使える子育てワンポイントコーチング!
 
長かったオウチ時間から少しづつ元の生活に戻りつつある中で、久しぶりの学校や園生活。
「疲れた~」と言うお子さんもいると思います。
 
この「疲れた」という言葉、私たち大人もどこかの場面で使ったかもしれません。
私も正直言うと使いました!
テレワークの夫、休校中の2人の息子、毎日4人が家にいる・・・疲れました。
 
実はこの「疲れた」は、親が子どもに言ってはいけないワードに入っています。大人が使っていると、きっと子どもも「疲れた~」って言います。子どもには、疲れたら休むということを教えてあげることが、まずは大切です。
 
でも子どもの場合、この「疲れた」という言葉に込められている感情はたくさんあります。

「たくさん遊んだ」「眠い」「勉強をたくさんした」「幼稚園でがんばった」「やりたいことがある」などなど。
子どもは語彙力が少ないので、それらをすべて「疲れた」の一言で表現するのです。


 
そんなときは、
「疲れたんだね」
と子どもの言うことをリピートしてあげます。
オウム返しとも言います。
 
そうすると
「宿題がいっぱいあって大変だった」「今日は暑かった」「いっぱい歩いた」「お友達にイヤなこと言われた」など、いろいろな話をしてくれるはず。

そして、その言葉もリピートしてあげます。
「宿題いっぱいあって大変だったね」「暑かったね」「いっぱい歩いたんだね」「お友達にイヤなこと言われたんだね」。

子どもの言うことを繰り返すことで、子どもは自分の言っていることを確認し、相手が理解してくれていることに安心して、気持ちの整理が可能になります。

私が息子たちに「疲れた~」ってうっかり言ってしまったときは、そのあとに
「ご飯いっぱい食べれそう!」「でも楽しかった~」「今日はよく寝れそう~」といった
前向きな言葉を付け足します。

子どもたちは前向きな言葉を聞くことで、疲れても楽しいんだと努力できるようになるのです。

本日のワンポイントコーチングは子どもが「疲れた~」と言ったときの対処法でした。
次回もお楽しみに。


この記事を書いた人:加藤佳菜(株式会社シンフォニー)

プロフィール
(株)シンフォニー代表取締役、フルート・ピアノ・リトミック講師、キッズコーチング®認定講師シニアトレーナー、マリンFM「子育てミュージックcafé」パーソナリティー

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