【第1回】子育てが楽になる!子どもがぐんぐん伸びる!モンテッソーリの子どもの見方

皆さんは「モンテッソーリ教育」というのを聞いたことがありますか?

モンテッソーリ教育はイタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリによって確率された世界で広く支持されている教育法です。AmazonやGoogleの創立者、マイクロソフト創業者、Facebook創業者、オバマ大統領など数々の著名人を輩出しているこの教育法は、世界で100年以上の歴史があります。それを聞くと特別な英才教育のように感じるかもしれませんが、実は誰もが普段の子育てで活かせるヒントがたくさんあるんです!そしてそれを知ることで子育てが何倍も、何十倍も楽になった!楽しめるようになった!という人が私の周りにはたくさんいます。

食事中、お茶をこぼして遊ぶ姿にイライラ……

例えば、食事中、コップのお茶を、他のお皿に入れてしまう。
何度言っても、コップを傾けてお茶を床にジャーっとこぼしてしまう。
お味噌汁をお茶碗に入れて、お茶碗のお味噌汁をまたお椀に入れて、というのを繰り返す。
何度叱ってもやめてくれない。

こんな姿はありませんか?

注意しても止めない、拭いても拭いてもこぼそうとする姿に腹が立って「いい加減にしなさい!!!」と怒りたくなりますが、実はこれは「いたずら」でははく、成長するためにやっている「敏感期」のあらわれです。

敏感期とは【能力を獲得するために、繰り返しその行為を行う時期】のことを言います。

お水をこぼす子どもたちは「運動の敏感期」

  • 腕や肘、手首を発達させるため
  • (注ぐ)という動きを獲得するため
  • 手と目を使って思ったとおりに動けるようになるため

に繰り返している行為なのです。

「こぼす」という行為は一見、いたずらのように見えますが、実は能力を獲得し発達を遂げるためにやっている行為なのですね!

こんなとき、どうしたらいいの?

こういう子どもには、「遊び」の場所で、この注ぐという行為をたっぷり提供してあげます。コップを二つ用意して(紙コップやプラスチックカップでもいいですよ)お風呂やベランダなど、こぼされても良い場所で「あけ移し」を存分にやらせてあげる。お部屋なら、おはじきや、お豆を入れて(こぼされても片付けが大変じゃない程度の大きさと数)あけ移しをさせてあげる。

こうすることで、子どもの能力獲得、成長発達を妨げず、欲求を存分に満たしてあげることができます。敏感期にあった「やりたい!」をたっぷりやらせてあげることは集中力をつけることにもなりますよ。

こうした子どもの行動には「意味」があります。その意味を知り、上手に対処してあげることで、大人のイライラは減り、子どもは満たされ、子育てはぐっと楽になります♪これから連載で、少しずつそのポイントをお伝えしていきますね。


この記事を書いた人:丘山亜未(プラスモンテ)

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