【子育てワンポイントコーチング】新しい環境が苦手な子への対応

キッズコーチング認定講師がお伝えする、今すぐ使える子育てワンポイントコーチング!

今回は「新しい環境が苦手な子への対応」のお話です。

新しい環境になかなか慣れない子

最近は0歳児からの習い事も多くありますね。
子どもの可能性を広げたいという思いから、お母さんたちは習い事のお教室に子どもを通わせるのだと思います。

でもせっかく来たのに「お教室に入りたくない」という子や、お母さんから離れず抱っこから降りてくれない子もたくさんいます。「いいから行ってきなさい」なんて突き放すと号泣してしまったり。

周りのお友達は先生と楽しそうにやっているのに、何でうちの子はみんなの輪に入れないのかしら……。お母さんは悩みます。

慣れるまではママと一緒に

 
新しい環境にすぐ慣れて楽しめる子どももいれば、不安な気持ちがいっぱいでドキドキする子どももいます。

うちの子は後者だなと思ったら、いきなり一人にさせないで抱っこや手を繋いで一緒に入ってあげましょう。

最初に突き放してしまうと、子どもはこの場所に来ると「お母さんから離れて一人になってしまう」と学習します。
それではいつまで経ってもお母さんから離れず泣いてしまうかもしれません。

初めての場所が不安な子どもは慣れるまでママと一緒にいてあげることで、少しずつその場所に慣れていくのです。

不安な気持ちに共感してあげる

このタイプの子どもは初めての場所に不安だけれど、中に入るのを拒否しているのではありません。どのタイミングで入ろうかを考えているのです。

「初めての場所でドキドキするね」「知らない人ばかりで不安なのね」と子どもの気持ちに共感してあげましょう。
焦らずじっくり子どものペースに付き合ってあげることで、少しずつ慣れます。

時間はかかりますが、最初に突き放して毎回行くたびに拒否したり号泣するよりはお母さんの負担も少ないはずです。

不安な気持ちが安心に変わるまで、じっくり付き合ってあげましょう。

繊細で順応性の低いデリケートタイプ

心理学では、生まれ持った気質があると考えられています。
キッズコーチングではこの気質を5つのキャラクターに分けています。

初めての場所に不安を強く感じるこのタイプは、繊細で順応性の低いデリケートタイプ。
デリケートタイプは自分のペースが許される場所になると物事をしっかりと考え、大きな夢を持ちそれを叶えるために努力します。
弱々しく思えますが、実は芯のしっかりとした子どもなのです。

繊細で始めての場所に慣れるのに時間がかかるタイプは感受性豊か。
始めての環境には突き放さず、慣れるまでお母さんがじっくりと向き合ってあげましょう。
人見知り、場所見知りはママが突き放さず子どものペースに合わせてあげましょう。


この記事を書いた人:加藤佳菜(株式会社シンフォニー)

プロフィール
(株)シンフォニー代表取締役、フルート・ピアノ・リトミック講師、キッズコーチング®認定講師シニアトレーナー、マリンFM「子育てミュージックcafé」パーソナリティー

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