秋のめぐみを飾ろう

どんぐり、落ち葉、モミジにイチョウ、この季節はどこに行っても素敵な『秋のめぐみ』に出逢えます。なので子どもと散歩していると、突然立ち止まったり、しゃがみ込んだりなかなか前に進みませんよね。

・・・・そう、子どもたちは一生懸命に拾っているのですよ。『秋』を。

娘がまだ小さかった頃、散歩にいくと手にはたくさんの小さな『秋』が入っていました。どうして子どもは飽きもせず、ドングリや落ち葉を拾うのでしょう・・?(私はオトナになっても拾っていますが…笑)なぜなら、それは今日のお散歩でみつけた大切な戦利品だからです。

同じ場所で拾って同じような形のドングリでも、昨日のドングリと今日のドングリは確実に違っていて、それは彼らにとっての宝物なのです。だからそれを大切そうに大事に大事に持って帰ります。

両手を拳にして道ばたを見つめながら歩いている娘。まるで100円玉が落ちているかのように、あ!と言っては走りよって木の実を拾い上げます。

実に楽しそうでいいのだけれど、これでバタン!とすっ転んでも肝心の両手がつけないので、危ないな~といつも思っていました。
拾ったやつポケットに入れなよ~、と言っても、あれ?…すでにポケットもパンパン!!(笑)

そこで・・・洗剤の空き箱を使って【秋のお土産箱】なるものを作ってやりました。

お家に着くまでに大切な戦利品が無くなったり壊れてしまわないように、この箱に大切にしまって帰れますように…
ポシェットみたいに斜めがけにして、いざ出陣!
木の実も山のように拾えるしこれなら落ち葉もクシャクシャになりません。

落ち葉

やっと走れるようになった頃に作ってあげたこの箱を小学生になった今でも娘は大切に思ってくれていて、毎年秋になるとこの箱を首にかけて一緒にお散歩します。
最初の年は身体の4分の一ほどもあったこの箱。
中身が重くなるとちょっとフラフラして危なっかしかったけど、もう箱の方がすっかり小さくなってしまいました。もう斜めがけはできません(笑)

また、落ち葉や木の実は保存できるので工作の材料としても大活躍!完成品も丈夫で室内のインテリアとして十分活躍してくれます。

これは娘が初めて拾ったドングリで息子にプレゼントした作品『にーちゃんお誕生日おめでとう(母代筆)』
暖かい贈り物になかなか泣けます。

壁に飾っておいたら、それを見た主人が『レレレのおじさん?上手いじゃん。』って・・・・・いや、違うから。

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去年は紅葉狩りに行ったので、大量に落ち葉を拾ってきて材料にしました。

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ONE POINT ※ 落ち葉は拾ってきたら乾燥する前に辞書など分厚めの本の間に挟めば丸まらず本来の葉の形が楽しめます。一度乾いてしまえばそのままの形で保存できるので奇麗な形の葉が取れたときは一度に押し葉を作っておくと便利です。

紅葉を髪の毛にして・・・・あら?なかなかファンキーでかわいいギャルが完成。素敵です。

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今月のアート教室でも『秋のめぐみ』をテーマにさまざまな工作をやりました!

編注) etsuさんの主催するアート教室「craft for kids」

親子のクラスは《ふたごのみの虫を作ろう》・・・松ぼっくりで出来たみの虫くんと、紙やビニールでできたみの虫くん。違う素材でどれだけ似た双子になるかな~?親子で相談しながらワイワイ楽しそうに作っていました。

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出来上がったらお家に飾れるようにモビールににします。

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かなりユルキャラなみの虫がたくさん完成しました~~~!せっかくなので、いくつかご紹介

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松ぼっくりの隙間にイチョウを差し込んで、これでもか!!と秋を使って作った作品も(笑)ライオンだそうです。斬新。

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ONE POINT ※ 松ぼっくりは秋に限らず年中拾えるので落ちているのを見つけたら拾っておきましょう。特に風の強い日や、台風の後?などに大量に落ちていることがあるので普段から落ちてきそうな木?(笑)に目星をつけておくのもいいでしょう!

小学生のクラスはオブジェを作りました。

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クルミで《小鳥たちの合唱》を表現。

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《ハリネズミの親子》松ぼっくりは向きによってこんな風に変身もできます。

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ドングリを使って《洗濯を干すリス》。。。なぜ洗濯を干しているのかよく分かりませんが(笑)小枝を何かに使いたかったんだそうです。ちょっと所帯染みたリスです(笑)

ONE POINT ※ ドングリは中に虫がいる可能性があるので拾ってきたら一旦洗って乾かしたら冷凍庫で1週間ほど凍らせましょう。

おなじみ玄関先も娘が秋バージョンに変えてくれました。

ONE POINT ※ 松ぼっくりは雨の日には閉じる性質があります。晴れて湿度が下がるとまた開きますが…
玄関先や表などに飾る場合は閉じてもいいようなデザインで制作しましょう。どうしても開いたまま固定したい場合はペンキやニスを上から塗るとよいです。

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毎年秋は必ずやってきます。
そんな季節を子どもたちと楽しまないともったいない!

こんな感じで秋のめぐみをどんどん取り込んで、お家の中でもさあ『秋』を楽しみましょう!

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