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「湘南台文化センターこども館」に行ってきました!

見て、聞いて、触って学べる施設


湘南台文化センターは1989年に建てられた神奈川県藤沢市にある藤沢市立の文化センター(市民文化の創造及び活動に寄与し、市民の福祉の増進を図るための施設)で、こども館、市民センター、公民館、市民シアターを持つ複合施設です。
 横浜市営地下鉄、小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線の「湘南台駅」から徒歩5分、駅からは平坦な道のりなのでベビーカーでもアクセスしやすい立地です。80台分の駐車場も用意されています。

 親子のお出かけにオススメの「こども館」は、地下1階・2階の展示ホール、1階のワークショップ室、3階の宇宙劇場(プラネタリウム)を持つ体験型の施設。大きな地球儀型の外観が特徴的です。

 今回は、地下1階の展示ホールと、3階のプラネタリウムで遊びました。すぐ近くの湘南台公園についても少し紹介します。

※2階の展示ホール(パソコンルーム)は当面の間お休み(2022年11月現在)。
 

地下の遊び場「展示ホール」は、まるでミクロの世界

1階で受付を済ませて階段を降りていくと、子どもの「わーすごい!」という歓声。視線の先にあったのは、実物の何倍も大きな植物や動物、昆虫などの模型です。模型の横には動植物の特徴の解説もあり、大人にも勉強になります。ハチの巣の中に入ったり、水の流れを模した滑り台があったりと、子どもは大喜び。


写真右側にある水の流れを模した滑り台は子どもに人気

世界の文化にも触れられる

世界のおもちゃで遊べたり、民族衣装やお面、楽器が飾られていたりと、世界の文化に触れられるコーナーも。お気に入りのおもちゃを見つけて熱中して遊ぶ子どもたちもたくさんいました。楽しい気持ちは世界共通ですね。「日本の昔の暮らし」の展示は、日本の文化や歴史を学ぶきっかけになりそうです。


物が転がっていく様子が面白いドイツのおもちゃコーナー


各国の衣装が飾られている民族衣装コーナー


民族楽器コーナー


日本の昔のくらしが展示されたコーナー

科学の不思議を遊びで体感できる!

他にも、光や音で遊ぶコーナー、レンズや鏡を使って物の見え方を学ぶコーナー、シャボン玉の膜や砂の振動などで物理の不思議な法則を体験するコーナーなど、遊びを通じて考えたり学んだりできる仕掛けがたくさん。人体の仕組みを体感できるコーナーもありました。


色んな形の金属にシャボン玉の膜がどのように付くか見比べられる

国内トップクラスの映像を映しだす3階プラネタリウム

3階には、この施設の象徴ともいえる直径20メートルのプラネタリウムが。160席すべてがリクライニングチェアで、どこに座っても楽しめるように配置されています。投影機は約13等星までの1000万個の星を映し出すことができるそうです。双眼鏡を使って見るとまた新たな発見があるとのことなので、次回は忘れずに持って行こうと思いました。
4K×4K画素の高解像度ビデオプロジェクターが映しだす映像はどれも美しく、なかでも土星の環の中を通過する映像の大迫力は感動でした。


土星の環の中を通過する映像。環が小さい粒で構成されていることが分かります。

幼児〜小学校低学年の子どもたちには、土日祝日及び長期休みに投影されるキッズプラネタリウムがおすすめ。解説員が子ども向けにわかりやすく説明してくれる「こんやのほしぞら」とオリジナルのプログラムで構成されたおよそ30分間の番組です。

投影スケジュールはホームページで公開されているので、事前に確認しておくと予定が立てやすいですよ。キッズプラネタリウムページ https://www.kodomokan.jp/planetarium_kids.html

1階ワークショップと2階展示ホール(パソコンルーム)も魅力的

1階受付のすぐそばのワークショップ室では、週末に子どもたちの工作や体験できるワークショップが開催されています。どの企画も楽しそうなものばかり。事前申し込みが必要なものもあるので、ホームページをチェックしておきましょう。ワークショプページ https://www.kodomokan.jp/facilities/workshop_facilities.html

取材当日は、木材で作る万年カレンダーのワークショップが開催されていました

また2階の円環ギャラリーでは、空から見た地球(アースラボ)、雲の動き、太陽系軌道模型など空や宇宙に関する展示と12台の映像ギャラリー、パソコン体験(8台)ができるそう。取材時(2022年11月)は休止中でしたが、再開が楽しみです。

すぐそばには「湘南台公園」


湘南台文化センターの目の前にある歩道橋を渡ると、何やら楽しそうな公園が。
湘南台公園」です。

ターザンロープや、ブランコ、遊具の中にトランポリンがあったりと、子どもが喜ぶ遊具が充実しています。

公園内には前方後円墳を形どった広場と埴輪のオブジェが並んでおり、子どもたちは登ったり降りたり楽しんでいました。自動販売機もあり、レジャーシートを広げてお弁当やおやつタイムを過ごすのもよさそうです。

湘南台文化センターで遊んだ後は湘南台公園で、と一日通して楽しめそうですよ。

【湘南台公園】
所在地 : 藤沢市湘南台7丁目16番
アクセス: 小田急線、相鉄線、横浜市営地下鉄ブルーライン 
湘南台駅東口 徒歩10分
駐車場 : なし

【湘南文化センター】の基本情報

※取材時の情報に基づきます。おでかけの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

 

子連れでおでかけPOINT
  • 授乳室あり
  • 施設内にトイレあり
  • 多目的トイレあり
  • おむつ替え台あり
  • ベビーカーOK
施設名称 湘南台文化センター
住所 神奈川県藤沢市湘南台1丁目8番地
こども館
営業時間 午前9時から午後5時まで(展示ホールの利用は、午後4時30分終了です)
休館日:毎月曜日 (祝日の場合を除く)祝日の翌日(土日の場合を除く)年末年始 (12月28日~翌年1月4日)
※8月は、休まず開館
料金
●展示ホール入場料:子ども(小・中学生)100円 大人(高校生以上)300円

●宇宙劇場入場料:子ども1席200円 大人500円

※展示ホールの幼児の入場料は、無料です。(大人の同伴が必ず必要です。)
※展示ホールのチケットの発券は、午後4時までです。
※宇宙劇場の幼児の入場料は、座席を使用する場合こども料金です。
※宇宙劇場は各回入れ替え制です。各回ごとにチケットをお買い求め下さい。

はぴママ体験レポートについて

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この記事を書いた人

はぴママライター : みーちゃん
元小学校教諭・幼稚園教諭免許あり
アドラー心理学子供との関わり方講座講師
Instagram: @sendenbucho_m