塚原 敦子さん(子育てママ支援warm place代表)

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「ママとつながる 地域とつながる 社会とつながる」をテーマに活動する団体「子育てママ支援warm place」で代表を務める塚原敦子さん。鶴見区を拠点に横浜市内各地で子連れで参加できるイベントやワークショップを企画運営したり、発達障害を持つ子どもを育てているママのための「パステルゾーン育児の会」を主宰したりしています。

塚原さんは17歳の長男と4歳の長女、年の離れた2人の子どもを持つママ。24歳で最初の結婚をして新潟で結婚生活を送りますが、長男を授かったのち、30歳で離婚を経験します。新潟ではじまった母子2人での生活。仕事の都合で横浜に越してきて、「やりたいことをやろう!」と未来を夢見た30代のスタートでした。

ところが、長男が小学校にあがると状況が一変します。集団生活に適応できずに授業中に歩き回り、時には行方不明になってしまう長男。学校から何度も呼び出しを受け、とうとう仕事も辞めざるを得ない状況になりました。貯金を切り崩しながら暮らす日々が続きます。広汎性発達障害。2年以上もの間、学校と話し合い、いろいろな機関に相談し、いくつもの病院に足を運んでようやくついた診断名でした。

塚原敦子

発達障害だとわかって「とてもホッとした」という塚原さん。「それまで本当にどうしたらいいのかわからず途方に暮れていて、息も絶え絶えだったから」と笑います。診断がついたことで療育センターにも通えるようになり、さまざまな情報も手に入れやすくなりました。

長く友達だった今のご主人とお付き合いがはじまり、長男と3人で一緒に暮らすことになったのは自然な流れでした。長男の発達障害のこともあり当初は入籍は考えていなかったと言いますが、長女の妊娠をきっかけに籍を入れ、そして4人家族になったのは2010年のこと。塚原さん、40歳で13年ぶり2度目の出産です。

久しぶりの赤ちゃんとの暮らし。長女を通じて出会うたくさんのママたちの中に、「いつかの私がいた」のだと言います。子どもの発達に不安を感じていて、でもどうしたらいいのか、誰に相談したらいいのかわからなくて困っていた、昔の塚原さんと同じようなママ。長男の発達障害を隠すことなくオープンにしていたこともあり、「実は…」と話しかけられることも増えてきました。

そこで、診断の有無にかかわらず子どもの発達に不安を感じているママたちを支援する「パステルゾーン育児の会」を立ち上げることに。平成26年度の「男女共同参画センター横浜南 自助グループ支援事業」にも採択され、毎月1回、茶話会を開催。今では塚原さんのライフワークになっています。

同時に、ママ講師が子連れママのためのワンコインレッスンを行う「mother’s cafe」の運営やイベントの企画や開催など精力的に活動しています。mother’s cafeでは30名以上のママ講師さんたちを束ね、主催するイベントも大盛況。忙しくも充実した毎日です。

17歳になった長男は、4歳の長女の面倒をよく見てくれる頼れる存在。「息子にはすごく助けられてる」と微笑む表情は、やわらかでした。
(フリーマガジン「はぴはぴ」本誌10号に掲載)

子育てママ支援 warm place: http://warm-place.com/

パステルゾーン育児の会
毎月第2水曜日 10:00~12:00 フォーラム南太田ミーティングルームで開催中
予約不要。

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横浜の育児をもっともっともっと楽しく! 現役ママがつくる、ママのための横浜育児情報満載のフリーマガジン「はぴはぴ」編集部です。 横浜のママたちとたくさん繋がっていきたいです!

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